建築用語集
家づくりには日常聞き慣れない用語がたくさん出てきます。
簡単な用語の説明を集めてみました。参考にしてください。
あ
RC造(あーるしーぞう)
鉄筋コンクリート造のこと。
アイソメ図
室内や建物外観などを、焦点を持たない平行線で立体的に描いたもの。
透視図、平面図より室内を理解しやすくなります。
上がり框(あがりかまち)
玄関や勝手口などの上がり口の段差部分に取り付ける化粧材のこと。
アプローチ
住まいづくりでは、道路から玄関までの道のことをいいます。
雨押え(あまおさえ)
外壁と開口(部)の上枠、屋根と壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板。
い
イニシャルコスト
住まいづくりでは、当初に発生する費用として設計料、建設工事費などを指します。
ランニングコストは、住宅に住んでから発生する維持のための費用です。
犬走り(いぬばしり)
建物のまわりに40cm~60cm位の幅でコンクリートやレンガ敷き、砂利敷きした部分をいいます。
雨水によって基礎部分が濡れたり、汚れが建物に跳ね返るのを防ぎます。
入隅(いりずみ)
建物の二つの壁面が出合ってできる内側の隅の部分。
外側に向いた隅は出隅。
入母屋(いりもや)
切妻屋根と寄棟屋根を組み合わせた形の屋根のこと。
インテリアコ-ディネ-タ-
消費者や施主に対して、インテリアの商品選択や総合的構成などについて助言と提案をする専門家。
通産省の告示によって認定される資格です。
う
ウォークインクローゼット
主として衣類を収納する為の大型の洋風納戸。
その中に入って使い、寝室に設けられるケースが多い。
打放コンクリート(うちっぱなしこんくりーと)
RC構造で型枠を取り外した面が、そのまま仕上げとなるコンクリート。
え
ALC板
気泡の入った軽量のコンクリート板。
ALC板を使った鉄骨造はALC工法といいます。
エクステリア
インテリアに対してエクステリアは、門扉・塀・フェンスなど屋外の設備のほか、カーポートや庭園など住宅の外構全体を指して使われます。
この他、サンルームやバルコニーなども含めることがあります。
SRC造(えすあーるしーぞう)
鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。
鉄骨と鉄筋コンクリートを一体化した構造で、通常は鉄骨の周囲に鉄筋をめぐらせます。
お
大壁(おおかべ)
壁の仕上げ材が柱面の外側に施され、柱が見えない壁をいいます。
洋室などに用いられています。
オーバーハング
2階が1階より張り出すように設計したもの。
逆に2階が1階より引っ込んだ形態を「セットバック」といいます。
オープン外構
周囲に塀や垣根を作らない、開放的な敷地回りのこと。
オープン型キッチン
ダイニングまたはリビングダイニングの一部にキッチンをつくった設計。
家事をしながら家族とのコミュニケーションが図れます。
オープンリビング
玄関ホールと居間との間に間仕切りがないリビングの形態。
納まり
部材と部材との合理的な取付具合のこと。
踊り場
階段の途中に設けられた平坦な部分。
上り下りの休息、危険防止、階段の方向転換などのために設けられます。
折戸(おりど)
扉自身が折りたためるようになったもの。
か
外構工事(がいこうこうじ)
敷地内の建物以外の工事。
門塀、排水、舗装、植栽工事など。
階高 (かいだか)
ある階の床高から、上階床高までのこと。
階段
踏面(ふみづら)、蹴上げ(けあげ)、踊り場の幅等について法規で規定されています。
確認申請
建物を建てる際、建築基準法に適合しているか、役所で確認してもらうために申請すること。
仮設工事(かせつこうじ)
建築工事に必要な一時的な施設や設備の工事。
片流れ
一方だけに傾斜した屋根のこと。
可動間仕切り(かどうまじきり)
建物を傷めないで家族数の変化や生活様式の変化に応じて、取り付け取り外しができる間仕切り。
子供部屋、居間と食堂の間に設置するものが多い。
壁式構造
耐力壁によって建物の荷重を支える構造のこと。
ツーバイフォー工法も木造パネルによる壁式構造です。
框(かまち)
窓障子や扉本体の縦、横四周を構成する細長い部材のこと。
建物一般では、床の間や玄関の部分に横に入れる化粧材のこと。
床框、上り框、縁框などがあります。
鴨居(かもい)
障子、ふすまを入れる部分の溝のある上側の横木のこと。
下にあるのが敷居(しきい)。
ガラリ
斜め、羽重ね(はがさね)状にすき間をあけて取り付けた細巾の板のこと。
ルーバー、よろい板などともいいます。
仮囲い(かりがこい)
工事期間中、工事現場の周辺に設ける囲い。
交通の遮断、内外の安全、盗難の防止等のために設けられます。
瓦(かわら)
粘土を焼成してつくる屋根葺き材。
「いぶし瓦」「釉薬瓦」「セメント瓦材」などがあり、使われる箇所・用途によって平瓦・丸瓦・軒瓦・けらば瓦・鬼瓦などがあります。
形の違いで「和瓦」と「洋瓦」があります。
換気設備
換気の方法には、窓などの開口部からの自然換気と、換気扇などによる機械換気があります。
断熱性を向上させれば、換気設備が必要になります。
換気の際、新しい空気と熱交換を行い、屋内の熱を外へできるだけ逃がさない換気システムもあります。
元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)
ローンで元金を均等に返済していくため、利息が次第に減額され、期間ごとの返済額が少なくなっていく返済方法。
乾式工法(かんしきこうほう)
内外壁の仕上げや下地にモルタルや土壁など、水を含んだ材料を使用せず、工場で生産された外壁材や、合板などを現場で取付ける工法。
き
基礎
建築物を支え地盤に定着させる部分。
独立基礎、布(ぬの)基礎、べた基礎などがある。
基本設計
基本的な構想をあらわした平面・立面図、透視図等からなり、実施設計を行うための第一段階の設計です。
切妻(きりづま)
棟を中心に、左右に振り分けて勾配をつけた屋根。
居室(きょしつ)
住宅では居間、ダイニング、ダイニングキッチン、子供室、寝室など継続的に使用する部屋をいいます。
台所、浴室、トイレ、洗面所、納戸等は居室として扱いません。
く
躯体工事(くたいこうじ)
建築物の骨組みの工事のこと。
仮設工事、仕上工事、設備工事などは含まれません。
け
蹴上げ(けあげ)
階段の側面のこと。
けこみ板(けこみいた)
階段の立ち上がり部分に張る縦板のこと。
桁(けた)
棟と平行に取り付ける横材のこと。
軒に垂直方向を梁(はり)といいます。
結露(けつろ)
大気中にある水蒸気(気体)の形で含まれた水分が、窓や壁に接し、外気の冷たい温度の影響を受けて液化し、水滴となって窓や壁に付着すること。
建ぺい率(けんぺいりつ)
敷地面積に対する建築面積の割合のこと。
建築面積÷敷地面積×100=建ぺい率(%)
特定の場所の建ぺい率は、用途地域によって、また場所によって異なることがあります。
建築面積
建物の真上から光をあてた場合、下に落ちた影の大きさに相当します。
ただし、軒先やバルコニ-といった部分は1m以内の突出は建築面積に算出されません。
現場審査
住宅金融公庫の基準と適合しているかどうかを現場で適合性を審査することを現場審査といいます。
こ
工作図
建築物の各部分の納まり、接合部の詳細、加工に必要な寸法などを明らかにした図面。
工事請負契約(こうじうけおいけいやく)
工事を施工するにあたって必要とされる内容について、工務店と建主がとり交わす契約のこと。
内容は、請負工事金額、工事期間、請負金額の支払い方法、工事中のトラブルに対する措置等についても記載されます。
工事項目
一つの建物が建つまでに必要な工事の種類で、15~20種類におよぶ項目があります。
(仮設、土木、屋根、左官、建具、ガラス、タイル、塗装、内装、板金、給排水衛生、電気等)
工程表
工事に着手して何カ月、何日で完成されるか、工事中に行われる木工事、内装工事など、いつどれだけの時間をかけて行うかという工事のスケジュ-ル表のことです。
腰壁(こしかべ)
窓の下端から床までの側壁のこと。
小屋裏
屋根と天井の間の部分。
その空間が屋根裏。
小屋組(こやぐみ)
屋根を支える骨組み。
和風小屋組みは梁(はり)と束(つか)によって屋根を支えます。
さ
在来工法(ざいらいこうほう)
在来軸組工法ともよばれ、土台や柱、梁などを用いて組み立てられる構造形式です。
この工法は、日本に古くから伝えられたもので、長い歴史の中で改良が加えられ、変還してきています。
竿縁天井(さおぶちてんじょう)
一般的な和室の天井形式。
天井の回り縁に竿縁という細長い横木を45cm内外で取り付けて、天井板を支えたもの。
サニタリー
キッチンを除く浴室、洗面室、トイレなどの水まわりの設備を持つ部屋の総称。
サンルーム
日光を多く取り込めるように、天井及び壁に大きなガラス窓を設けた部屋のこと。
し
仕上表
建物の外部の仕上げや各室ごとの仕上げを一覧表にまとめたもの。
GL(じーえる)
グランドライン。
建築物の建つ土地の表面のことをいいます。
地盤面ともいいます。
市街化区域(しがいかくいき)
都市計画を実施するにあたって、開発すべき場所を市街化区域といい、開発しない場所を市街化調整区域といいます。
市街化調整区域には、一般の住宅等は建てられないことになっています。
軸組(じくぐみ)
屋根・床の荷重を支え基礎に伝えます。
壁体の骨組みの役目も果たします。
システムキッチン
共通な色、寸法のユニットを一体のカウンタ-でつなげたキッチンをいいます。
システム洗面化粧台
収納キャビネットや鏡・カランなどのユニットを好みで組合せることのできる洗面化粧台。
地鎮祭(じちんさい)
建物を建てる際に、地の神に工事の安全を祈願する儀式のことです。
実施設計
工事にとりかかる時、寸法や納まりなどを実状に合わせて描く設計図のこと。
地袋(じぶくろ)
脇床や壁の最下部、床板に接したところに設けられる小型の戸棚のこと。
斜線制限
道路斜線・隣地斜線・北側斜線の3種があります。
集成材(しゅうせいざい)
数種の部材を組み立て、あるいは貼りつけて一つの機能を持たせた複合的構成材。
住宅金融公庫
住宅向けの低利長期の融資を行う目的でつくられた公庫。
1950年設立。
現在は住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)になっています。
http://www.jhf.go.jp/
竣工検査(しゅんこうけんさ)
住まいが出来上がったとき、設計図・契約通り出来ているか、施主と工務店が立ち合ってする検査。完成検査ともいいます。
書院
床の間の外部に面する側につける出窓のこと。
元来その場所を書見などに使ったところからこの名が生まれました。
書院造り
仕様書(しようしょ)
図面に表現できない事柄をまとめた、工事の指示書のことです。
品質、性能、施工方法、部品や材料のメーカーなどを指定します。
特記仕様書ともいいます。
上棟式(じょうとうしき)
上棟は棟(むね)上げともいいます。
建物の最上部の部材を取り付ける儀式的な意味と、これからの建築を進める大工さんや職方さんとのコミュニケーションを図るという目的もあります。
真壁(しんかべ)
柱の見える壁、壁の仕上げが柱面より後退して取り付けられており、和室などに用いられます。
人造大理石
大理石の粉末を固めて作ったもの。
マーブルともいいます。
最近は洗面台など水回りによく使われます。
す
スキップフロア
住宅の一部分の床の高さをずらした住宅の建て方をいいます。
変化のある室内空間が得られます。
スパン
構造物を支持する柱間の支点間の距離。
長いスパンを支えるためには、強い張力を持つ梁(はり)が必要になります。
墨出し(すみだし)
工事の進行に必要な線・形や寸法を主として建材上に表示すること。
一般に大工が墨つぼを用いて墨で表示するところから墨出しといわれます。
せ
施工計画図
施工者が工事を行うのにあたって、仮設物、機械の配置、資材の搬入経路、施工の順序、方法などを計画したものを図面に表したもの。
施工図
設計図書に基づいて、実際に仕事ができるよう細部を図示したもの。
原寸図・工作図・取付図・割付図などがあり、建物そのものを表現する図面に限られ、ふつう現場で作成されます。
設計審査
住宅金融公庫の基準と適合しているかどうかを図面で審査すること。
セントラルヒ-ティング
建物の1カ所にボイラ-を設け、そこから各部屋にダクトを通して温風や冷風を送り、家中の暖冷房を図るシステム。
た
耐火建築物
鉄筋コンクリ-ト造のような耐火性のある材料で主要部分をつくり、窓、出入口に網入りガラスや防火扉をつけるなど、建物全体として耐火性の高い建築物をいいます。
太陽光発電
南向きの屋根など日当たりのよいところに設置した太陽光電池で、太陽エネルギーを電気に変え、自家用とする発電。
余った電力を電力会社が買い取ることシステムもあります。
ダクトスペ-ス
冷暖房や換気設備で、空気を送るパイプが収められている部分。
建具
建具とは、建物の外壁・間仕切りの開口部に設けられるもの。
窓、引戸、ドア、ふすま、障子など。
建具工事はそのための工事。
サッシの取り付け、鴨居(かもい)、敷居の取り付け工事など
垂木(たるき)
小屋組の一部で、屋根の板のすぐ下に滴の流れる方向に入れる部材のこと。
断熱材
ロックウ-ル(岩綿)、グラスウ-ル(硝子綿)、スタイロフォ-ムなどの空気層を多く含んだ材料のこと。
多くの場合、壁の内外の熱の出入りを防ぎます。
断面図
建物の一部をタテ切りにして、各部分の長さ関係を示す図面 です。
ち
地下室
地下室とは天井の高さの3分の1以上が地下に入っている部屋をいいます。
ドライエリアと称する空堀を設けないと居室として使えません。
換気設備を設け、防水対策や湿気対策を十分に行う必要があります。
地縄張り(ぢなわばり)
これから建てようとする建物のおおよその位置を確認するために、敷地上に縄を張ることをいいます。
単に縄張りともいいます。
地名地番(ちめいちばん)
土地登記簿謄本に記載されている地番のこと。
住居表示とは違います。
つ
2×4工法(つーばいふぉーこうほう)
住宅の構造材に断面サイズが2×4インチの製材が使われる工法。
「枠組壁工法」で躯体をつくります。
坪庭(つぼにわ)
中庭で、面積が狭い(一坪程度)囲まれた庭。
石や小型樹などを配します。
妻梁(つまばり)
妻側にある梁のことです。
て
鉄筋コンクリート造
鉄筋は引張に、コンクリートは圧縮に抵抗するよう組み合わせ、両者の付着によって構造体をつくります。
中層の建物に使われます。
RC造ともいわれます 。
鉄骨造
主要構造部に、普通の形鋼材を用いて組み立てた構造。
鋼構造または、略してS造ともいいます。
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨と鉄筋コンクリートを一体化した構造で、通常は鉄骨の周囲に鉄筋をめぐらせます。
SRC造ともいう。
テラス
本来は広い段々になった台地とか、一段高くした庭の一部のこと。
天井高(てんじょうだか)
床の面から天井の面までの高さのことで、居室は2.1m以上必要と定められています。
と
胴差し(どうさし)
上下階の中間に用いる横架材。
柱の連結、間柱受、梁受けの役目をします。
通し柱(とうしばしら)
1階、2階を貫通して立てられた柱のこと。
平面図では、通し柱の位置を○で囲んで他の柱と区別します。
断面寸法は、一般住宅では管柱(各階ごとの柱)よりも太い4寸柱(12cm×12cm)の柱が用いられることが多い。
長さも通常の柱は4mですが通し柱は6m以上あります。
動線
室内や部屋相互における人、物の動きのこと。
なるべく交差しないように部屋の配置を計画します。
道路斜線制限
道路の反対側から受ける斜線制限。
これにかかると建物が斜めに切り取られる部分が出てきます。
床柱(とこばしら)
床の間に用いる柱で、木目の美しい材。
銘木、銘竹などを使います。
土台
木造柱の根本を受ける横架材のこと。
トップライト
屋根に設けた天窓。
上部からの採光に用います。
電動で開閉する換気機能を持った製品もあります。
ガラス製品やFRP製品があります。
な
長押(なげし)
鴨居の上部につける横材のこと。
ぬ
布基礎(ぬのぎそ)
建物の外壁やおもな間仕切り壁の下部に設置する、連続した基礎のこと。
単独の基礎は独立基礎と呼びます。
の
軒高(のきだか)
地面から軒の敷げたの上までの高さをいいます。
延べ床面積
各階の床面積の合計をいいます。
駐車場は延べ床面積の5分の1未満であれば、床面積に算入しなくてよいことになっています。
は
パ-ス
打合わせなどに用いるため、建物の外観や内部を立体的に書いたもの。
パンフレットやモデル住宅やチラシ等にも使われています。
配置図
敷地内での建物の位置、方位、道路との関係などを示す図面 。
給排水の配管ルートなども記入している場合もあります。
パイプスペース
各階をつなぐ配管設備が収められている部分です。
平面図には「P・S」と書かれています。
ハッチ
台所と食堂との間に設けられた、物を出し入れする開口部のこと。
幅木(はばき)
壁と床の間に床と平行に入れる部材のことです。
汚れ、傷から塗を保護し、壁と床の間に隙間を隠し、部材の収縮に対応します。
破風(はふ)
切妻や入母屋屋根の妻側の三角形の壁面のこと。
そこに取り付ける板を破風板という。
はめ殺し窓
ガラスが固定された開け閉めのできない窓。
採光用に使われます。
フィックス(Fix)窓ともいう。
梁(はり)
垂直に立つのが柱、横に寝ているのが梁です。梁はまっすぐの角材ではなく、本来は弓なりに反ったものをいいます。
「つっぱり」「よくばり」もその語源はこの「はり」から来ています。
バリアフリー住宅
高齢者や障害がある人にとって障壁(バリア)が無い家のこと。
段差を無くし、手すりを設置し、車椅子でも通れる入り口など、安全や使いやすさを全ての人が享受できる家をめざします。
バルコニー
建物の主屋(おもや)からはねだした露台のこと。
一般的には吹きさらしになっています。
ひ
日影規制(ひかげきせい)
建築基準法第56の2条に基づく規制。
近隣に及ぼす日影を規制するために制定されました。
庇(ひさし)
通常、窓・出入口の上部につける片流れの小屋根のこと。
ビルトイン
はめ込み、つくり付けの家具、設備。
一般に建築工事と同時に仕上げます。
今では、システムキッチンに組み込まれた電化製品をビルトイン機器というように呼んでいます。
広縁(ひろえん)
一般的に広い縁側、庭に面している廊下のこと。
ふ
吹き抜け
玄関やリビングで、2階の床をなくしてできた高い天井の広い空間。
風が吹き抜ける意味。
高窓、ペンダントライト(天井から下げる灯具)などで空間を演出することが出来ます。
伏せ図(ふせず)
一般の平面図では書き表せない構造的な組みかたを表した平面図。
部材の大きさ・長さを表示してあります。
不燃材料
一般的にはコンクリ-ト、レンガ、瓦、石綿スレ-ト、鉄鋼、アルミニウム、ガラス、モルタル、しっくいなど、燃えにくい材料のこと。
踏み面(ふみづら)
階段の上面のこと。
フロ-リング
廊下、洋間などの床の仕上げに張る比較的幅のせまい板のことで、一般にナラ、ブナなどの硬いムク材で出来ています。
最近は合板、集成材を使うことも多くなっています。
へ
平面図
間取り図のことです。
開口部の種類などもわかるように描かれています。
一番よく見る図面になります。
ベタ基礎
建物の下部を全部基礎にすること。
軽くて丈夫な木造軸組構造では、特に地盤の悪い場合に用いられます。
ほ
防火構造
木造の外壁や軒裏を燃えにくい材料で覆って延焼の防止を図った構造。
ホームオートメーション(HA)
防犯やガス漏れをチェックしたり、電話回線を利用してエアコンやボイラ-を操作する家庭用のシステムのことをいいます。
ほぞ
木材を接合する箇所で、片方の木材の端につくる凸型のこと。
ほぞが入る穴がほぞ穴です。
目的によってさまざまなタイプがあります。
ま
征目(まさめ)
年輪が縦断面で平行に近い縦線になる木目のこと。
山型になるのが板目です。
間柱(まばしら)
柱と柱の間に約45cm間隔で入れて壁を取り付けるのに用いる部材です。
回り縁(まわりぶち)
天井と壁の出合いに、見切りとして用いる細長い桟木のこと。
最近はプラスチック製品も多くなってきました。
み
見積書
図面にもとづいて算出した工事費を、建主に提出する書面のことです。
内容は各工事項目別に部材を一つ一つ拾い出して、その数量と単価を出し、工費もそれぞれ明細に記載されます。
この見積書と平面図で大まかな打ち合わせを行うことになります。
め
目地(めじ)
タイル、レンガなどのすき間の部分。
も
木造軸組工法(もくぞうじくぐみこうほう)
在来軸組工法ともよばれ、土台や柱、梁などを用いて組み立てられる構造形式です。
この工法は、日本に古くから伝えられたもので、長い歴史の中で改良され、変還してきています。
モルタル
砂とセメントを混ぜたものです。
通常、砂2対セメント1か砂3対セメント1の割合に混ぜます。
基礎や壁の仕上げに使います。
や
屋根勾配(やねこうばい)
屋根の傾斜の角度のこと。
ゆ
床下換気口
主に木造住宅の布基礎の部分に設けられる小さな開口部。
床下の風通しを良くし湿気を防ぐ目的をもっており、建築基準法では壁の長さ5mごとに設けるよう定められています。
床高(ゆかだか)
床の面から真下の地面までの高さをいいます。
建築基準法では45cm以上必要です。
床暖房
床下に熱源を入れて下から部屋を温める暖房のこと。
部屋全体が効率よく平均的に暖まります。
温水式と電気式があります。
よ
養生(ようじょう)
工事の途中ですでに仕上がった部分や部材が痛んだり傷ついたり、汚れたりするのを防ぐため、カバーをかけ、床の上に敷物を置くなどの方法で保護をすること。
取り壊しなどで、隣接している家屋に被害を与えないよう保護することも指します。
容積率
敷地面積に対する延べ床面積の割合のこと。
延べ床面積÷敷地面積×100=容積率(%)
建ぺい率と同様に用途地域と場所によって異なります。
床面積
各階ごとの床面積のことです。
吹き抜けは2階の床面積には入りません。
階段は床面積にはいります。
壁に囲まれた部分の合計になります。
洋小屋(ようごや)
洋小屋は、部材を三角形状の骨組に組み立てる構造で、曲げが生じにくいので、比較的大きな空間や大きな梁間の建物に向いています。
用途地域
都市を利用目的に応じて地域区分し、それぞれの地域においてその用途にふさわしい建物を許し、目的に合わない建物を制限します。
寄棟(よせむね)
四方に勾配をもつ寄せ棟作りの屋根のこと。
ら
ラーメン構造
ラーメンとはドイツ語で「枠」の意味です。
柱と梁の一体化した四角形の構造のことです。
ラス
モルタルを付着させるために用いる金属でできた網状のもの。
針金を組んだものと金属板に傷を付けて引き延ばしたものとがあり、前者をワイヤラス、後者をメタルラスといいます。
ランニングコスト
建築物や設備を運営・管理するために必要な経常的に支出しなければならない維持監理費、光熱費、修繕費などの費用の総称。
欄間(らんま)
部屋と廊下、部屋と部屋の間の鴨居の上部に壁のかわりに入れる化粧部材。
通気性を高め、いろいろな図柄を彫り込んで、装飾にもなります。
り
立面図(りつめんず)
東、西、南、北の4方向から、建物を垂直面から見た図のこと。
れ
レンジフ-ド
調理の時に出る煙・臭いを吸い出すために設ける箱状の煙ためのことです。
ここから換気扇で外部に排気します。
ろ
ロフト
屋根裏部屋のこと。
わ
割付図(わりつけず)
タイル・石・床目地などの取付位置を、寸法に応じて正確に決めることを割付といい、それを図面に書いたものを割付図といいます。
用語の説明にに関するお問い合わせ先
株式会社渕上建設 TEL. 0956-48-6006
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