健康住宅を建てたい
健康でかつ安全な生活が送れる住まい。
エコ住宅は、「健康住宅とは、そこに住む人が心身ともに健康でかつ安全な生活が送れる住まいです。
すでにこれだけ多くのエコロジー住宅や健康に関する本が溢れる中で、健康住宅というたてものが特別な家みたいに呼ばれるのでしょうか。
渕上建設では何をいちばん伝えたいのか。
今ある数多のエコ住宅本の中に、さらにわざわざもう健康住宅について加えるのですから、何か特色、他と違う点にしなければ、意味がありませんと考え、「今の私と同じ気持ちの人へ向けて、等身大の自分で健康住宅について皆様にお伝えしよう」と思いました。
渕上建設で家を建てるなら「不健康住宅」でも「非健康住宅」でもなく、「健康住宅」が建てたいと思っています。
そして、それは地球や環境にとっても健康的な建物としたい。
しかも、魅力的で素敵で豊かな空間をもつ家であって欲しい。
いかに健康的でも、かっこ悪く、特別な愛着のわかない建物では嫌だからです。
ではそういう住宅に、どうやったら住めるの
そもそも健康住宅、エコ住宅って、他の住宅とどう違うでしょうか。
こうした希望と疑問をもつ人が、簡単に楽しくホームページにしよう。
そして、渕上建設をパートナーにして、環境と人に優しい住宅を手に入れようと提案する。
その先を知りたい人のためには、手がかりとなる機関や設計事務所の問合せ先をホームページ先をリンクしています。
多くのエコ住宅本や健康住宅の本は、必要な人が「使う」ための資料性が高い分だけ、素材の一覧表やメーカーの問合せ先などのデータはたくさん載っていますが、読んでいて楽しいといった種類の本ではなく、どちらかといえば寝る前にベッドで読んでいるとまぶたが重くなってくるような、難しく単調なものが多かったからです。
これでは、せっかく書店で手にしかとしても、かなり必要に迫られた人しか読んでもらえないので、エコ住宅や健康住宅に住める人がなかなか増えていかないのではないでしょうか。
まだ病気にはなっていないけれど、家を手に入れる機会には、限りなく気持ちのいい家、それもイメージとか雰囲気でなく、実際に有害物質なんか使わないで建てる、元気に暮らせる素敵な家が欲しい。
これは、考えてみるとごく普通の願望です。
これら当たり前の希望をもつ人に向けて、エコロジー住宅・健康住宅は特別なものでなく、あなたにも手に入れられるものだということを、このホームページではなるべくわかりやすく書いてみたいと思います
環境への取り組み
地球温暖化防止と環境対策
1990年、「地球温暖化を防止するための気候変動枠組み条約会議(COP)」で、日本政府は「地球温暖化防止計画」を決定しました。
97年の京都会議では、2012年までに、C02の排出量を90年レベルから6%削減することを公約し、各分野への行政指導が始まったのです。
地球温暖化問題の視点でいえば、日本におけるC02の総排出量の約3分の1は、建設関係分野が占めていると推定されています。
この業界からは、国内全体の産業廃棄物の20%が排出されているそうです。
そこで行政は、建設業界に対し、省子不基準や住宅性能表示制度、建築基準法の一部改正、産業廃棄物に関する基準制定などの対策を講じ、とくに住宅分野に関する制度が重点的に見直されました。
さらにこの数年で、環境問題と同時にアレルギー、環境ホルモン、シックビルシックハウス症候群、化学物質過敏症、シックスクール症候群など、人の健康と化学物質に関する問題がクローズアップされ始めました。
それまでは原因がつかめなかった病気や症状が、近年、建築に使用する建材の化学物質が大きな原因の一つだということが明らかになり、公表されるようにもなりました。
このように、建設分野が環境と健康に多大な悪影響を及ぼしていることが判明した背景のもと、日本環境財団は、エコロジーハウス推進機構という部署を設けました。
1999年より、環境と健康によい家づくりの普及と発展を目指して、エコ建材設備機器の評価や、プロとエンドユーザーに向けたセミナーやツアー、エコロジー住宅の建築相談などの活動を行っています。
渕上建設でも、これらの環境活動を踏まえて環境に配慮した建材の使用や廃棄物をなるべく出さない工法についての勉強会を開いています。
「健康で安心して住まえる環境に優しい家」
「エコロジーハウス」を一言で端的に説明する言葉はありませんが、できるだけ短く簡単に言うなら、
「健康で安心して住まえる環境に優しい家」
環境とは地球環境であり周辺環境でもあります。
それら環境に調和し、可能な限り負荷をかけない。
つまり、リサイクル可能な素材でつくるとか、廃棄焼却したときに有害物質を出さないということです。
建て主にとってよい家とは、室内の空気を吸い込むことで病気になってしまわないような家、室内空気汚染のない家です。
それには建材やシロアリ駆除処理などに、有害物質を使わないなどの配慮が必要になります。
地球にも人間にも害を与えず調和する家が、エコロジーハウスとか、エコロジー住宅と呼ばれるのですが、このホームページではそうした家を、短く「エコ住宅」「健康住宅」と表現しています。
環境によい家=健康によいとは限らない
環境と人間両方にとってよい家とは
環境によい家と健康によい家は、必ずしも同じではない、ということを説明しましょう。
環境によい家とは、省資源、省子不ルギー、リサイクル可能、持続可能な材料や設備、工法でつくる家です。
たとえば森林破壊を促さないために、間伐材や端材を接着剤で固めて利用すれば、省資源に配慮していることになりますね。
けれど、その際、接着剤に発ガン性の疑われる毒性物質ホルムアルデヒドが含まれていれば、完成した家の室内空気は、ホルムアルデヒドが揮発し、汚染されて、住む人には有害となります。
つまり、環境と人間両方にとってよい家を追求しようとすると、時に矛盾が生まれるのです。
行政がっくったものに環境共生住宅という言葉があります。
サスティナブル(持続可能な)住宅などという言い方もありますが、これらは省エネプラス省資源がメインテーマで、健康が脇役な感があります。
地球環境と建物つまり人間がつくったものの関係を考えるのがエコロジーで、「健康住宅」というものはまた別だと考える人もいますが、渕上建設では、「エコ住宅」、「健康住宅」は同じと考えています。
人の五感を大切にした設計
客観的評価基準が定められていない現状
住んだ人の何割かが具合が悪くなるシックハウスや、測定器で測れば行政の決めた基準値以上の有害物質が検知されたりする住宅は明らかに違うとしても、これがエコ住宅でこれ以下はそうではない、という客観的評価基準が定められていないのが現状です。
優先順位をつけてなるべく健康的で環境と共生できる家にしていくしかありません。
理想をいえば、行政なりが早く厳しい評価基準を定め、エコロジーな建物以外は建てられないようにすればよいのですが、まだまだ遠い話のようです。
そこに至るまでは、人や環境に配慮した家をつくるとしたら、建て主と建てる場所によってフレキシブルなかたち、スタイルにするべきなのだと思います。
たとえば、冷暖房器具を使わずに自然の光や風だけで生活する家は理想的ですが、都市の中や花粉症の建て主といった厳しい条件が付いた場合、必ずしもそれが建て主にとって幸福とは限りません。
フィルターを付けて24時間強制換気をする必要があるかもしれませんし、冷暖房器具がなくては快適に過ごせない日もあるでしょう。
その場合も、大丈夫な季節はできるだけ窓を開けて自然の空気と触れ合い、人工的な照明や冷暖房はあくまでも補助的に使いたいものです。
そうでないと、人の五感は鈍ってしまう気がします。
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お客様のその想いを受け止めて
二人三脚の共同作業によって造り出される家づくりを目指しています。
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お客様にあった計画を見つけるために、依頼先の探し方や仕上げ材の選び方、資金のことまで渕上建設が親身におこたえします。