資金計画
幸せの実現のためにはしっかりした資金計画が大切です
「家を建てたい!」と思った時に、まず考えなくてはならないのが、資金の問題です。
土地よりも、間取りよりも、資金がなければ家は建てられません。
けれども、多くの人が一生に一度建てるか建てないかと言われる家づくりにおいて、一体どれくらいの自己資金が必要で、ローン返済のプランはどう組めばいいのかを、すらすらとわかる人はほとんどいないのもまた事実です。
失敗のない家づくりをするために大切なことは、基礎的な知識を身につけること。
そして、信用して相談することのできる、家づくりのパートナーを選ぶことです。
通り一遍ではなく、親身になってアドバイスしてくれる工務店や建設会社を見つけましょう。
資金計画のことのご相談はこちらまで
住宅建築に必要な資金
ライフプランに合わせた返済計画を立てましょう
まず注文住宅を建てるためには、下記のような資金が必要になります。
- 土地を購入する費用(土地代・登記代・手数料など)
- 家を建てる費用(設計費・監理費・建築工事費・外構工事費など)
- その他の費用(引越費・式典費・税金・利息など)
そのための資金をどうやって捻出するのかには、下記のようなものが考えられます。
- 【A】自己資金(現金・預金・財形など)
- 【B】借入金(フラット35・銀行の住宅ローンなど)
- 【C】贈与・相続(親の助成)
Aの自己資金だけで十分建てられるという方や、Cのように援助が受けられる方もいらっしゃるのでしょうが、一般的にはAとBの組み合わせ、という方が多いのではないでしょうか。
その場合は、まとまった頭金を払うだけでなく、年収の何倍もの住宅ローンを払うことになるので、ライフプランに合わせた返済計画が重要になってきます。
資金計画の立て方
資金計画は家づくりの要
現在の自己資金の洗い出しと、毎月の家賃などを基にして、家づくりの資金となるお金を概算で出してみましょう。
そして、次のような手順で検討していきます。
- 【1】自己資金から家づくりにかけられる総額を検討する
- 【2】住宅ローンの毎月の返済額を検討する
- 【3】資金計画の概要をかためる
- 【4】今後のライフプランを考えて再検討する
特に4番目の"ライフプランを考えた資金計画"はとても重要です。
何十年と毎月お金を返していくことになりますので、子どもの教育費のことや、定年退職のこと、あるいは万一のケガや病気なども視野に入れておかなければ、せっかく建てた家で楽しく暮らすことができなくなる可能性があります。
家族の年齢と毎年の年収に対して、どのタイミングでどれくらいのお金が必要になるのか、そのためにはどれくらいの貯蓄額が必要なのかなどを、大まかに表にしてみてください。
渕上建設渕上建設では、お客様のライフプランナー的な視点に立ったアドバイスをさせていただくことを、常に考えています。
住宅ローンにしても、様々な商品があります。
そのお客様にとって、どの商品がベストなのかは、その時の状況やお客様がどのような生活を望んでおられるかによっても変わってきます。
渕上建設の建てた家に末永く住んでいただくために、最適なアドバイスを心がけますので、安心して何でもお尋ねください。
ご相談はごちらからでもできます。
住宅ローンについて
暮らしやすく快適な間取りになっているか
住宅を買う場合、ほとんどの方が「住宅ローン」を利用すると思われます。
住宅購入後の毎月の生活に大きく関わってくる部分ですので、住宅ローンにはどんな種類があるのか、いくら借りて、どのように返済していけばいいのか、よく調べましょう。
フラット35と一般の銀行ローンの違い
住宅ローンを考え始めると耳にすることが多い「フラット35」とは一体どんなローンなのでしょうか。
一般の銀行ローンと比べてどんなメリットがあるか調べましょう。
フラット35とは、民間の銀行と住宅金融支援機構との提携による長期固定金利型の住宅ローンです。
フラット35の大きな特徴
- 最長35年間の長期固定金利型
- 保証料不要・繰上返済手数料不要
- 支援機構の技術基準に則った設計施工
※現在は、「フラット50(50年間の金利固定商品)」もあります。
住宅の最低面積基準や購入価格が1億円以下という制限もありますが、日本の住環境の向上、住宅取得の支援を目的としていますので、長期固定金利型で住宅ローンを組みたい方は候補として検討してみる価値があります。
また自営業の方や健康に不安があって団体信用生命保険に加入できない方のように、銀行ローンが組みにくい方も検討しましょう。
一般の銀行ローンは変動型をはじめ金利タイプに選択肢が多いこと、面積条件や設計施工の技術条件がないこと、融資額に柔軟性があること(条件にもよるが1億円以上でも借入可能など)が特徴です。
フラット35も銀行ローンも、各銀行によって金利や諸条件が異なります。
最近は銀行ローンでも繰上返済手数料がかからない商品なども用意されていますので、どの銀行でローンを組むかは、慎重に選びたいものです。
「返せる金額」を借りる自分の年収、あるいは年齢でどの程度のお金を借りられるかについては、銀行サイトなどの住宅ローンシミュレーションで見当をつけることができます。
ただし、これはあくまで「銀行が貸してくれる」金額であり、「自分が返せる」金額とは限りません。
自分たちが返せる金額を、冷静に判断することがとても大切です。
現在の家賃や新築のための毎月の貯蓄額などから、月々の返済可能額は予測を立てることができます。
子どもが小さいなら、これからの教育資金のことも考慮して返済可能額を考え、そこから借り入れ金額を考えてみましょう。
返済額や借入可能額のシミュレーション
フラット35住宅ローンシミュレーションをしてみましょう
このサイトで返済のシミュレーションをしてみましょう
フラット35住宅ローンシミュレーション
http://www.flat35.com/simulation/
返済について
毎月の返済額と同様に重要なのが「何年で返済するか」「どんな返し方をするか」です。
ご自身の定年や子供の成長などをふまえて、考えてみましょう。
いつまでに返済するか
「いつまでに返済するか」は、「いつ・どの程度ならローンを抱えていられるか」ということになります。
将来の収入と支出を考えて返済期間を考えましょう。
できるだけ早く返し終えるか、返済期間を長くとり余裕をもった毎月の返済額を設定するかは、個々人の状況で判断しましょう。
子どもが小さくて当面は教育費などの負担が大きいのであれば、返済期間を長めに設定し、当面は毎月の収入に対する住宅ローンの負担割合を低く抑え、余裕が生まれたら繰り上げ返済をするという方法がいいのではないでしょうか。
同じ金額を借りても、25年と30年では支払利息にだいぶ差があり、総返済額が異なります。
25年で返済するのが少し厳しいと考えて、「では30年」とほとんどの人が5年単位で考えてしまいがちなのですが、25年は少し厳しくても27年ならなんとか返せるのであれば、30年より27年で返済するローンを組むほうが利息負担の面では有利になります。
手持ち資金として100万円のお金があり、これを住宅ローンの繰り上げ返済に利用する場合には、2つの方法があります。
1つめは
毎月の返済金額を変更せずに、元金100万円が減る分で返済期間を短くする方法です。
例えば、安全に長い期間で借りた住宅ローンを、本来希望する返済期間に近づけるために選ぶ方法です。
2つめは
返済期間は変えずに、元金100万円が減る分で毎月の返済金額を小さくする方法です。
住宅ローンは返済が苦しくなったとき、返済期間の延長をしようとすると一定の手続きが必要であり、場合によっては困難です。
今の「長い期間借りていることができる」権利を手放さず、今後何かの事態が起きても返済が滞らないよう、毎月の返済額を減らすという方法です。
どんな返し方をするか
住宅ローンの返済は、「元金」と「金利」の2つから成り立ちます。
この金利部分の考え方で、『固定型』『変動型』に分かれます。
さらに最近はこの2つを合わせた『期間限定の固定型』というものもあります。
返済方法についても、必ずしも1つに限定しなくてもいいのです。
総額4,000万円を借りる場合に、2,000万円を固定型、2,000万円を変動型と組み合わせたり、2,000万円の固定型は30年間の長期で、2,000万円の変動型は15年の短期で借りるという方法もあります。
これから先、不透明な世の中です。例えば、ボーナスが減俸されたり年収が上昇しないという場合も想定されることでしょう。
ある程度のリスクを考えた上で、返済を続けられるローンの組み方をしていきましょう。
返済方法についても、自分たちのライフスタイルを考えたシミュレーションを考慮して検討してみてください。
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お客様のその想いを受け止めて
二人三脚の共同作業によって造り出される家づくりを目指しています。
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